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技法講座

- 墨彩画の技法 -

墨彩画とは

墨彩画とは、墨で描いたものに顔彩で彩色したものです。もともとは水墨画の技法の上に彩色を施した絵を指します。ここでは、墨彩画の描き方のおおよその説明をしたいと思います。

用具

墨を使います。墨には、作る原材料と作り方によって墨の色が変化します。墨は中国で作られましたが日本で開発されたものとして油煙墨があります。菜種油が多くつかわれますが松煙墨に比べると炭素粒子が細かく深みのある色であるといわれます。洋煙墨といわれるものは鉱物やカーボンブラックを原材料にしています。墨彩画で使用するには、墨液ではなく硯で墨をすって使います。やや青みがかった青墨といわれるものを多く使用します。
紙に、墨で描きますが、紙は日本画で使う麻紙を使用します。

お手本

下記の写真は、古市三乗先生のお手本です。
墨だけで描いたものと色を付けたものを2枚描いて説明して下さったものです。実際に描くには、水墨画の描き方が基本になりますので、墨彩画の指導を受けるかグループに入って練習することをお勧めします。
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